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Channel: 暁の広場
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315Mhz 無線リモコン

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 webで通販でも有名なaitendoの秋葉原直営店に行ってきました。

315Mhzの無線リモコンの入手が目的でとても安価で自作するよりはるかに手軽です。実は2回目の訪問で先日入手した1CH送受セットがどうしても動作しません。問い合わせを入れ交換という事で再訪問です。

 交換手続き中2CH制御のセール品を見つけ2個購入。。一人2個まで制限で3個購入すると定価になってしまうw


さてこの送受セットは買って直ぐ使えません。送信機エンコーダーのコード設定と受信機エンコーダーへの登録という作業が必須です。 前回購入したセットはこれが上手くいきませんでした。

送信機エンコーダーチップはあらかじめコードを設定します。センターとHまたはLをハンダでショートします。同じピンでHとLの同時接続はできませんこれで8桁の0と1のコード(鍵)を作ります。今回は簡単に一つだけ。。。

受信機は学習機能がありタクトスイッチを押しLEDが点灯してる4秒間に送信機の設定するボタンを押してLEDが点滅すると記憶完了です。合計16個までのコードを記憶させる事ができます。

手順のおさらい

1)送信機の基板端子を任意にハンダで接続しコードを作る

2)受信機のスイッチを押しLED点滅中に登録するボタンを押す

3)LEDが点滅すると登録完了

 

 

ところが前回購入した1CH送受セットも交換してもらったセットも動作しません。

そこで原因を本格的に調べてみました。価格が安かったので今回3個の別セットを購入し合計で4個の送信機があります。すべての送信機を試したところ一個だけ反応する個体がありました。基板外観を比べても違いがわかりません。

そこで調べてみると

動作条件は

1)エンコーダーチップ デコーダーチップがそれぞれマッチング指定品である事

2)エンコーダーチップ デコーダーチップの発信抵抗がそれぞれ指定値でマッチング状態である事

3)エンコーダーチップのコード設定

4)デコーダーに送信側コード登録がされていること

動作する送信機と動作しない送信機の違いは発振抵抗の違いにありました。

発振抵抗(チップ抵抗で拡大鏡で確認必要)は475=4.7MΩと206=20MΩです。この抵抗でコードとは別に同一周波数帯での個別識別能力を高めているようです。マッチングしない同士では100年試しても動作しません。

原因は送受セットと謳いつつも別品が混入したようです。交換品もアンマッチでした外観だけでは識別困難なのが原因でしょう。。。

交換や理由のある返品にはとても好意的対応でwebで問い合わせをするとレスポンスよく対応してくれます。直営店では綺麗なお姉さんばかりで(実際男性店員は一人もいない)C国なまりの日本語を話す店員が対応してくれます。

入手したセットには2種類の送信ユニットが混在する必ずしも対応していない可能性があるww価格からすればアウトレットどころかジャンク価格なので自分で解析して下さいねでも文句言えないレベルです。

原因がわかれば対応は簡単でマッチングする送信機を使うか発発振抵抗を交換するかです。

対応する送信機からのコマンド送信ではコードアンマッチでも受信機LEDは快速点滅します。この状態では受信OKコードアンマッチ表示です。


原因が解明できたところで購入したすべての機器を正常に動作させる事ができました。電波の到達距離も十分です。

基板上にはアンテナ線が丸められていますが最大操作距離を望む場合はこの状態は最良ではありません。このコイル状態で共振しているわけではないのです。

 アンテナ長さ(1/4λホイップ ) (300/周波数)÷4x0.97 315Mhzでは約22cmです

アンテナは他の物にあまり近づけないようにし見晴らし^^が良い位置に置く事が大事ですコイル状態でも室内では10m位なんの問題もなく動作しました。

 その他の問題 受信機はリレー内臓で付加回路を作らなくても動作が可能です。この受信機にはモメンタリーモード(送信ボタンを押している間だけON)とラッチモード(一回押すとON 他のボタンでOFF)ところが他のボタンでOFFしません。ONボタンをもう一度押してOFFになります。明確な動作が確認できるものならOK遠隔で操作する場合ONなのかOFFなのか分からなくなる。。。。

 ともあれとても安価で応用性抜群。。。。またオモチャが。。。

               


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